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2019/6/5(水)配信 yomiDr.ヨミドクター
●膵臓がん治療に新手法…手術前の抗がん剤に効果
 治りにくいがんの一つとされる 膵臓すいぞう がん。手術でがんを切除できる場合、抗がん剤を手術後だけでなく手術前にも使った方が、生存期間が長くなるとする研究結果が1月に示された。新たな可能性を開く治療法として注目されている。(西原和紀)

<難しい早期発見>
 膵臓がんは国内で年間約4万人が発症する。部位別の死亡数では、肺、大腸、胃に次いで4番目に多い。家族に膵臓がんの人がいることや糖尿病、慢性膵炎、肥満、喫煙などが発症を高める要因とされる。
 膵臓は体の奥にあり、がんの初期には症状が出にくく、早期発見が難しい。病期(ステージ)は、がんの大きさや広がり、転移があるかどうかなどで決まる。
 手術で切除できる「切除可能」は、がんが小さく、膵臓内にとどまる0、1期が中心。2期の一部も含め、全体の2割程度だ。2、3期の一部が当てはまる「切除可能境界(ボーダーライン)」は、目で見える範囲のがんは切除できても、取り残す可能性がある。一方、離れた臓器にがんが転移する4期などは、手術できない「切除不能」となる。
 膵臓がんの5年生存率は手術可能な1期だと43・2%。ただ、手術後に転移・再発するケースも多く、全体だと10・0%になる。
 宮城県気仙沼市の介護福祉士、千葉千恵子さん(54)は2014年、みぞおちや背中に痛みを感じた。東北大病院(仙台市)で検査を受け、膵臓がんが見つかった。医師の勧めで臨床試験に参加し、切除手術を行う前に、抗がん剤の塩酸ゲムシタビンと S―1エスワン を使った治療(術前化学療法)を受けることにした。
 千葉さんは6週間に及ぶ抗がん剤治療の後、膵臓の右半分を手術で切除。その後の半年間、S―1を使った治療を受けた。これまで再発はなく、勤務先の老人ホームでは夕方から翌朝までの夜勤もこなす。
 しかし、術前化学療法は専門学会が推奨する標準治療になっていない。同病院などの研究グループは13年から、有効性を確認する臨床試験を行っていた。

<転移や再発減少>
 試験には全国57医療機関の患者364人が参加。手術後にS―1を投与する標準治療のグループと、千葉さんのように術前化学療法を加えたグループに分け、治療成績を比べた。
 その結果、患者の生存期間(中央値)は、術前化学療法グループの36・72か月に対し、標準治療グループは26・65か月。2年生存率も前者が63・7%、後者は52・5%と差がついた。
 結果をとりまとめた東北大病院総合外科長の 海野倫明さんによると、手術前は後に比べ、患者の体力があるため、十分な量の抗がん剤を投与できる。周囲のリンパ節への転移や肝臓への再発が減るほか、がんが小さくなって手術がしやすくなる効果もあるという。
 一方、すぐに手術しないことでがんが進行し、切除できなくなるとの懸念もあったが、今回の試験では、標準治療のグループとの違いはなかった。関連学会でも標準治療に位置付けるための議論が始まっている。
 海野さんは「術前化学療法で使う抗がん剤の種類や投与期間、放射線治療との組み合わせなど、さらに効果的な方法を研究していきたい」と話している。

★yomiDr.ヨミドクター



【関連情報】
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【参考情報】
がんの名医リスト一覧
ステージ3・ステージ4からのがん治療
スーパードクター.com


●各種がんに対する抗腫瘍効果が報告されている抗がん漢方薬のご案内
 手術、放射線治療、化学療法等の標準治療だけでは解決できない末期がんの治療や副作用による患者のQOL(生活の質)の低下、再発等に悩む方々から、大きな期待を寄せられている抗がん漢方薬があります。
 世界が認めた抗ガン漢方薬!として知られる「天仙液」という漢方薬ですが、「末期がんから生還した」「抗がん剤治療の副作用が軽減された」といった声が多数寄せられているようです。
 その裏付けとして、日本の試験機関「新薬開発研究所」の臨床試験において、最大94.1%という高い抗がん効果が立証されており、日本経済新聞や朝日新聞等でも取り上げられました。一時期無料サンプルの提供を中止していましたが、再開を求める声が多かったため、現在提供を再開しています。ご希望の方はお早めにどうぞ。
 
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