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 がんの最新治療法等に関する情報が日々ニュースとして発信されています。ニュースは一定期間経過後に消去されてしまうことが多いのですが、これらの中には皆さんにとって役立つ内容が沢山含まれています。
 当サイトでは、過去にリリースされた「がん関連の有益な記事」を振り返ることが出来ます。また、元の記事には無かった関連医療機関等へのリンクも張ってありますので、併せて参照下さい。  

【特別編】食道がんの再発・転移に関する情報について
●食道がんの再発率について
 食道がんは消化器がんのうちで最も治療が困難で、治りにくいがんのひとつです。
 かつて食道がんは手術による死亡率も高く、また手術を行った場合でも再発率が高く、なかなか治癒することのできない病気でした。
 手術を受けた場合の再発率は30〜50%と報告されており、化学放射線療法でも手術と同等の再発率と考えられています。


●食道がんの再発・転移とその対応
 食道がんを初めて発症した際に、食道の切除とともにリンパ節郭清術を必要とした場合は、既に肺、肝臓、骨など他の臓器へ転移している可能性があります。
 また初発時に内視鏡的粘膜切除術を行った場合も、食道や周囲のリンパ節が残っているので、将来頸部、胸部、腹部のリンパ節転移、食道に隣接した気管、喉頭への転移が起こる可能性があります。
 転移したがんが大きくなるにつれて、頸部周辺のリンパ節への転移では首の腫れ、気管の周辺への転移ではせきや血痰、胸や腹部のリンパ節への転移では背中や腰の痛み、肺や肝臓への転移では体重の減少や食欲不振、倦怠感などが起こる可能性があります。
 食道がんが局所再発して手術が出来るのは、頸部リンパ節に少数の再発巣が見つかったケースで、他に再発巣がなく、初発時の手術が内視鏡的切除か食道の狭い範囲の部分切除であった場合に限られます。
 この場合は食道の切除とともに、頸部、胸部、腹部のリンパ節を郭清し、胃や結腸等を使って食道を再建します。
 手術が出来ない場合は、化学療法に放射線療法を併用する化学放射線療法が試みられています。
 遠隔転移、つまり広範囲なリンパ節転移が起こっていたり、他臓器に転移した場合は、根治療法としての切除手術を行うことはありません。
 このようなケースでは患者の苦痛を取り除き、QOLを向上させるための緩和治療が中心となります。
 食道がんの再発や転移が見つかった場合、どの医師・病院で診てもらうかはとても大きな問題です。
 食道がんの専門医・専門病院の紹介をしている書籍やインターネットなどからの情報収集を行い、悔いのない治療を受けられることをお勧めします。


●食道がんの生存率について(全がん協加盟施設の生存率共同調査結果)
 全国がん(成人病)センター協議会(全がん協)では2019年4月、全がん協に加盟するがん専門診療施設の治療症例(部位別5年生存率)を公表しました。
 そのデータの中で公表された食道がんの5年生存率は下記のとおりです。
    T期 U期 V期 W期 全症例 手術
症例
食道がん 症例数 1,515 1,137 1,742 1,590 6,085 2,229
相対生存率 87.4% 57.3% 30.8% 14.0% 45.9% 57.1%
※相対生存率…がん以外の死因によって死亡する確率を補正した生存率

【関連情報】
がんの名医リスト一覧
ステージ3・ステージ4からのがん治療
スーパードクター.com

 
●各種がんに対する抗腫瘍効果が報告されている抗がん漢方薬のご案内!
 手術、放射線治療、化学療法等の標準治療だけでは解決できない末期がんの治療や副作用による患者のQOL(生活の質)の低下、再発等に悩む方々から、大きな期待を寄せられている抗がん漢方薬があります。
 世界が認めた抗ガン漢方薬!として知られる「天仙液」という漢方薬ですが、「末期がんから生還した」「抗がん剤治療の副作用が軽減された」といった声が多数寄せられているようです。
 その裏付けとして、日本の試験機関「新薬開発研究所」の臨床試験において、最大94.1%という高い抗がん効果が立証されており、日本経済新聞や朝日新聞等でも取り上げられました。一時期無料サンプルの提供を中止していましたが、再開を求める声が多かったため、現在提供を再開しています。ご希望の方はお早めにどうぞ。
 
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