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 食道癌が再発・転移した方への情報提供
最終更新日 平成23年6月18日
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食道がんの再発・転移に関する情報について

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●食道がんの再発率について
 食道がんは消化器がんのうちで最も治療が困難で、治りにくいがんのひとつです。
 かつて食道がんは手術による死亡率も高く、また手術を行った場合でも再発率が高く、なかなか治癒することのできない病気でした。
 手術を受けた場合の再発率は30〜50%と報告されており、化学放射線療法でも手術と同等の再発率と考えられています。


●食道がんの再発・転移とその対応
 食道がんを初めて発症した際に、食道の切除とともにリンパ節郭清術を必要とした場合は、既に肺、肝臓、骨など他の臓器へ転移している可能性があります。
 また初発時に内視鏡的粘膜切除術を行った場合も、食道や周囲のリンパ節が残っているので、将来頸部、胸部、腹部のリンパ節転移、食道に隣接した気管、喉頭への転移が起こる可能性があります。
 転移したがんが大きくなるにつれて、頸部周辺のリンパ節への転移では首の腫れ、気管の周辺への転移ではせきや血痰、胸や腹部のリンパ節への転移では背中や腰の痛み、肺や肝臓への転移では体重の減少や食欲不振、倦怠感などが起こる可能性があります。
 食道がんが局所再発して手術が出来るのは、頸部リンパ節に少数の再発巣が見つかったケースで、他に再発巣がなく、初発時の手術が内視鏡的切除か食道の狭い範囲の部分切除であった場合に限られます。
 この場合は食道の切除とともに、頸部、胸部、腹部のリンパ節を郭清し、胃や結腸等を使って食道を再建します。
 手術が出来ない場合は、化学療法に放射線療法を併用する化学放射線療法が試みられています。
 遠隔転移、つまり広範囲なリンパ節転移が起こっていたり、他臓器に転移した場合は、根治療法としての切除手術を行うことはありません。
 このようなケースでは患者の苦痛を取り除き、QOLを向上させるための緩和治療が中心となります。
 食道がんの再発や転移が見つかった場合、どの医師・病院で診てもらうかはとても大きな問題です。
 食道がんの専門医・専門病院の紹介をしている書籍やインターネットなどからの情報収集を行い、悔いのない治療を受けられることをお勧めします。

●食道がんの生存率について(全がん協加盟施設の生存率共同調査結果)
 全国がん(成人病)センター協議会(全がん協)では2007年10月、一定の精度をクリアし、同意の得られた施設の部位別5年生存率を公表しました。
 そのデータの中で公表された食道がんの5年生存率は下記のとおりです。
    T期 U期 V期 W期 全症例 手術
症例
食道がん 症例数 445 417 596 496 3,158 1,390
生存率(%) 78.1% 43.2% 24.5% 7.9% 37.6% 47.2%

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●インフォメーション
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第1章 がんの再発・転移とは/
第2章 再発・転移したがんの治療で知っておきたいこと/
第3章 がんの再発・転移とその治療/
第4章 臓器別がんの再発・転移とその対策/
第5章 緩和医療/
第6章 心のケア/
第7章 再発・転移したがんとの付き合い方/
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●食道がんの再発・転移とドクター選び
 食道がんに限った事ではありませんが、病気の治療、それも命にかかわる病気を治療する際には「とにかく腕の良い先生に診てもらいたい」「名医と言われるあの先生に手術をして欲しい」といった思いを抱くのは当然のことと思います。
 当サイトでは、極力閲覧者のニーズにお応えすべく、食道がん治療の名医・有名病院に関する情報の提供を心掛けています。名医を紹介しているサイトとして、有名なものを下記にご紹介しておきます。
名医navi-Japan(日本の名医)
幕内博康先生ら食道がんの名医5人を掲載


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 その裏付けとして、日本の試験機関「新薬開発研究所」の臨床試験において、最大94.1%という高い抗がん効果が立証されており、日経新聞や朝日新聞などのマスコミやインターネット等で取り上げられています。
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